築49年 北摂マンション
アライブドガーデン工事期間:平成24年7月1日~平成24年8月10日
きっかけは、お隣さんのお庭。
A棟のエントランス・花壇を見学されたB棟の理事長から、「うちのお庭もなんとかしてほしい」と相談をいただく。内容は、エントランス、お庭部分の改修。B棟のお庭は、臭い、水はけが悪い、虫がわくという、問題を抱え、長年住民たちを悩ませていたが、どこに相談したらいいのかわからなったといいます。早速、現地を調査したところ、庭に植えてあったけやきの根が排水管を壊していたことが、原因だということがわかりました。このまま放っておくと土地が痩せ、最悪の場合、建物が傾く恐れも。すぐさまパース画を描き、ご提案しました。
住民の“相違”を“総意”に変える、弊社ならではサービス。
臭い、水はけが悪い、虫がわくという、問題を抱え、さらには建物が傾く恐れまではらんでいるにもかかわらず、最初から満場一致で、事が運ばないのが、マンション改修。今回、問題となったのは、けやきの処理。改修するには、けやきを切らなければならないが、命ある植物を切りたくないという意見がある以上、工事を進めることができない。マンション管理組合理事長の経験とエクステリア改修のプロフェッショナルとしての実績を生かした独自のノウハウで、理事会・総会のコーディネイトから住民コンセンサスの取り方をアドバイス。すべての住民の賛同を得て、着工。
ジュクジュクの湿地帯から、みんなが集うオアシスへ。
テーマは、「人が行き交い、森林浴ができる明るい遊歩道」。お庭を中心に、改修部分のイメージを統一。お庭は、手入れのしやすいヤマボウシをシンボルツリーに、ヒメシャラ、シマトネリコ、スカイペンシル、ドラセナ、オタフクナンテン、セイブロックゴールド、ガクアジサイ、ヤツデ、オウゴンマサキ、サツキ、ツツジなど、四季を楽しめるものを植栽。臭くて、ジュクジュクだったお庭が、みんなが行き交う・集まるオアシスへ。その他、エントランス部の改修、住民の高齢化に伴う、外部階段の手すりの取り付け、ペンキの上塗りを続けた結果、蓋が開かなくなっていた消火栓の取り替え、電気代節約のために各階のライトを人感センサー付きに、エレベーター扉・内側のシート貼り、老朽化した郵便受け、掲示板の取り替えなども合わせて実施。改修終了後、コミュニティー作りのきっかけとして、完成感謝パーティーを実施。140戸中80名もの方に参加いただき、大盛況となりました。それだけにとどまらず、このお庭に椅子やテーブルを置き、定期的に交流会を開催したり、夏祭りの縁日を開いたり、気軽に交流できる場として、住民の皆さんに愛され続けています。
お客様の声
- ガーデンリフォームを終えられて、率直な意見
- 気になっていた土管の問題「木の根っこがはびこり土管が壊れている。この中に土が詰まり水たまりが…ジュクジュク土が膿んで虫が涌く…最悪…不衛生な状態…不安…。」が解消されてほっとしました。
- 楽しみに歩いてますねん。歩いて通るのが楽しいんです!
- 空気がかわりました!本当に
森林浴がやってきました。 - 以前はイメージで、地面はジメジメしていた。虫と雑草に悩まされていました。リフォーム後は明るく清潔な雰囲気になり、とても気に入っています。
- 草刈りをするところが減って良かった。雑草の手入れをする必要性が大きく改善された事が一番うれしいんです。(ご高齢者の方の声)
- 椅子やテーブルなどを置いて
交流会の場所として使用しています。 - 今まではここを通るという気分にはなれなかった。
今はお気に入りの散歩道。 - 四季折々で花が咲くんです!季節を感じる事でこころに潤いが…。気分転換・リフレッシュ出来るスペースですよ!
- みんなで手入れをするんですが、これが楽しいんです!ご高齢者の方も一緒に庭いじりが出来る。これってなかなか無いことですよね。出来て良かった。